エストニア ~ルンム&パルディスキツアー後編~
こんにちは!ころねです!
今回は前回の続き、Tallinn Traveller Toursによる崖&旧ソ連ツアーの後編となります。
テュリサル崖とケイラ滝を観光した後に訪れたのは、パルディスキ(Paldiski)でした。この町は、ソ連の支配下に置かれたときに、ソ連の軍事施設用として使われることとなり立ち入り禁止となってしまった町です。解放された今でも、この町の住人の多くが旧ソ連の人たちで、ロシア語が使われているそうです。住居はソ連時代のものが残っており、プライバシーの少ない共同のバスルームのアパートがたくさんあります。
ツアーでは町中を散策することはなく、車内から眺めるだけだったのが少し残念です。それでも、パルディスキの海岸沿いの崖を散歩することができたのはよかったです。景色がとてもきれいで気持ちのいい散歩でした。ちなみに散歩中にガイドさんから聞いた話ですが、エストニア人の多くは無宗教で、他のバルト三国のラトビアとリトアニアはキリスト教が多数派なので、エストニアだけ変わっていて興味深いなと思いました。
次に、お昼をパルディスキの小さなレストランでいただきました。ペリメニというロシア料理の餃子のようなものを食べました。
お値段は€5.5(700円)でそれなりの量なので満足という感じです。お昼代はツアー代とは別です。サワークリームのようなものもついてきました。これがとにかくおいしくて、日本でも食べれるところがないかと探しています笑(餃子が大好物だからかも笑)この料理は安く、学生さんに結構人気なんだそうです。
続いて向かったのが、刑務所!とルンム採石場!
聞くとびっくりしますが、2000年代初めまで使われていた刑務所にある、囚人が働いていた石灰の採石場がとてつもなくきれいなんです!
この写真はルンム採石場を登った上からみた刑務所と湖の景色です。写真内には入っていないのですが、左の方に刑務所が広がっています。観光地化しつつあり、ただ泳ぐだけでなく湖の中にある刑務所の建物付近をダイビングすることもできるそうです。
採石場自体は上の写真のような感じで、登ったのですが、1人で行っていたら登るのも降るのも相当厳しかっただろうと思うくらい急でした。とにかく異空間という感じだったので、訪れてみるべきです!
最後に向かったのが、ソ連軍の輸送機がある場所です。
私はあまり軍関連とか航空機とか詳しくないので、あまり話せないのですが、これは実際にソ連軍が使っていた輸送機らしく、中も入らせてもらいました。
コックピットから荷物を乗せる部分まで見ることができました。
ツアーはこれでおしまいで、タリンに戻ってきて解散でした。
個人だったら行かない、行きづらいところまで連れて行ってもらえ、エストニアとソ連の関係、今にまで残る影響など悲しくなるような話もありましたが、貴重なお話までも聞くことができる変わったツアーでした。皆さんも気になれば、ぜひ参加してみてください!満足するツアーだと思います。
今回はここで終わりにします。読んでいただきありがとうございます!次回からは、タリンの旧市街での見どころを紹介していきます。